8日放送の「ひるおび!」(TBS系)で、ダイオウイカの学術解剖の生中継したところ、レポーターの早川友希アナウンサーが「軟骨」を「肋骨」と、誤って伝える一幕があった。

これに対し「ほっしゃん。」から改名したお笑い芸人の星田英利が「常識知ってるレポーターを使って」などとTwitterで苦言を呈した。

この日の番組では、神奈川県三浦市の「油壷マリンパーク」で行われたダイオウイカの学術解剖を生中継した。

中継で、国立科学博物館の研究者・窪寺恒己氏が解剖を行ったところ、レポーターの早川友希アナウンサーが「いま何を測ってらっしゃるんでしょうか」と質問。窪寺氏は、「今、漏斗軟骨の測定をしている」と説明したが、早川アナは「そちらで聞こえましたでしょうかね。肋骨(ろっこつ)があるそうなんですね、イカでいうところの」と実況した。

この実況を聞いた窪寺氏は「肋骨じゃなくて、漏斗の軟骨(なんこつ)」と誤りを指摘。この中継を見ていたスタジオの出演者からも小声で「肋骨…」と苦笑混じりの声が漏れた。

早川アナは「軟骨があるそうなんですね、軟骨の幅を測って『ドウ』の大きさであったり、そういったところを測ってらっしゃるということなんですね」と説明し、「イカに肋骨がある」という情報はなんとか訂正。

しかし、「漏斗(ろうと)」については理解できなかったのか言葉自体を口にすることはなかった。

この様子を見ていたのか星田は自身のTwitterアカウントに「せっかくダイオウイカの解剖を生中継してくれるんやったら、最低限の常識知ってるレポーターを使ってや〜。肋骨なんかあったらもはやダイオウイカやなしにどっかの国の大王や」と投稿し、番組対し苦言を呈した。


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