中国産タマネギ、基準値超える農薬検出…厚労省
厚生労働省は8日、中国産タマネギから、基準値を超える農薬「チアメトキサム」が検出されたと発表した。
東京都と神戸市の業者が7月に輸入した17・5トンと12トンの「生鮮たまねぎ」で、検疫所が調べたところ、基準値(0・01ppm)を超える0・07ppm、0・03ppmがそれぞれ検出された。一部は流通しているが、これまでのところ、健康被害の報告はないという。
厚労省によると、体重60キロの人が、チアメトキサムが0・07ppm残るタマネギを毎日約15キロ・グラム食べ続けても、健康に影響はないという。