オスプレイの佐賀暫定移駐見送り 防衛省、米側に配慮防衛省は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備された新型輸送機オスプレイの佐賀空港(佐賀市)への暫定移駐案について、当面見送る方針を固めた。部隊の移転が伴う暫定移駐に難色を示した米側に配慮した。訓練分散先として使用期間を増やすことを優先して米側と協議する。政府関係者が8日夜、明らかにした。 月内に武田良太防衛副大臣を再び佐賀県に派遣し、政府の方針を説明することも検討している。 小野寺五典防衛相は8日夜のBSフジ番組で暫定移駐に関連し「本土に来て訓練することを前提に米側と話している」と述べ、訓練先としての佐賀空港活用を重視しているとの認識を示した。 【共同通信】
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