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福島県特産の桃をPR バンコクで販売会
8月4日 21時26分

福島県特産の桃をPR バンコクで販売会
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東京電力福島第一原子力発電所の事故のあといったん輸出が止まっていた福島県特産の桃をアジアの人たちにPRしようと、タイの首都バンコクで販売会が開かれました。

これは全国第2位の生産量を誇る福島県の桃をアジアに多く輸出しようと福島県などが開きました。
会場となったバンコクのデパートの売り場にはピンク色の桃がずらりと並び、はっぴ姿の福島県職員やタイ人の販売員が大きな声で桃をPRしました。
価格は1個およそ900円と日本の3倍ほどの高値ですが、試食して味を確かめたタイの消費者は次々と買っていました。
母親を連れて来たタイ人女性は「試食してみて、冷たくていいにおいがして、甘かったです。母親もとても気に入りました」と話していました。
福島県からタイへの桃の輸出は原発事故のあといったん止まっていましたが、おととし9月から再開されました。
タイへの輸出量は平成24年度が1.1トン、平成25年度が1.9トンと増え続けていて、福島県では高級スーパーを通じて富裕層を中心に販売を拡大したいとしています。
生産者団体から参加した皆川旨康さんは「タイの人たちが福島の桃を手に取っているのを見て、感動しました。おいしい桃を届けてタイの人たちが笑顔になることを希望しています」と話していました。

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