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都立高入試 マークシート導入へ8月8日 21時13分
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都立高校の入試で採点ミスが相次いだ問題で、東京都教育委員会は全国の公立高校で初めて、マークシート方式を一部に導入するなどとした再発防止策の案を示しました。
都立高校の入試を巡っては、去年とことしの入試で、少なくとも2211件の採点ミスがあったことが分かり、本来は合格していたのに不合格となった受験生が18人に上っています。
この問題を受けた調査委員会の会合が8日、東京都庁で開かれ、教育委員会から再発防止策の案が示されました。
この中では、採点時の人為的なミスを防ぐため、記述式の解答だけでなく、一部にマークシート方式を導入する方針が盛り込まれ、来年度、一部の高校で効果を検証したうえで再来年度からの導入を検討するとしています。
都教育委員会によりますと、マークシート方式が導入されれば、全国の公立高校では初めてだということです。
また、採点に充てる日数を増やすため試験から合格発表までの期間をこれまでの「中3日」から1日延ばして「中4日」にすることなども示されました。
都教育委員会は、秋までに再発防止策を正式に決定し、来年度からの実施を目指すことにしています。
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