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 中国新疆ウイグル自治区ヤルカンド県で7月下旬に起きた襲撃事件にからみ、日本ウイグル協会のイリハム・マハムティ会長は8日、東京都内で記者会見し、中国の治安当局が事件直後、無差別に発砲するなどして「2千~3千人のウイグル族を殺害した疑いがある」と指摘した。米政府系のラジオ・フリー・アジアの報道や現地住民からの情報などが根拠だという。

 自治区政府系ニュースサイト・天山網は事件で容疑者59人を射殺したと伝えているが、同会長は「虐殺が行われた疑いがあり、外国メディアや第三者による調査が必要だ」と述べた。

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