ブログはニュースを報道するものではなく個人の意見を表明する場所


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ブログは記事ではない

ブロガー・永江一石氏が、「ブログは記事ではない」と主張しています。

 

ネットライター業界では、ブログの文章であっても「ブログ記事」と呼ぶので、記事の定義なんかあまり気にしたことがありませんでした。どうも永江氏の言葉の用法は、わたしの感覚と違うなぁってことが多い。








エントリーとニュース記事は別

大事なのは、定義よりもその主張の中身です。永江氏は、ブログの「エントリー」と、「ニュース記事」とは別だ、という主張を展開しています。マスコミやジャーナリストのように、自ら取材をしているわけでもないし、好きなこと・思ったことを書いているだけだ、という主張。エッセイのように思ったことを書くって場合には、「記事」という用語を使わない…これが正しいのかどうかは置いといて、主張の骨格は非常に同意できます。

 

ブログは基本個人の意見をいう場所

ニュースを伝えるだけなら、既存のニュースメディアで十分です。ブログ記事は、これにプラスアルファで思ったこと・感じたことなどを足すって部分に価値があるんだと思います。わたしの場合、主観だけでなく、関連情報なんかも追加するように心がけていますが、これもブログ記事の一つの形なんでしょう。

 

ブログには飛ばし記事やデマが多い

ブログに書いてあることや、まとめサイトに書いてあることは、ニュースソースほど信頼できるものではない。これはネットリテラシーの一つとしておさえておくべきポイントかもしれません。もちろん、デマを拡散しないように、ある程度ソースの信憑性などを考えはしますが、「飛ばし記事」のようなものも(特にガジェット系では)多いので、完全に防ぐことはできません。

 

ガジェット系のニュースなどは、もしかしたら飛ばしかもしれないと思いながら楽しむってのがいいのかなぁとも思います。この辺りはうちの管理人が以前に記事を書いていました。

 

 ブログはニュースを報道するものではなく個人の意見を表明する場所まとめブログとマスコミってやってること同じだよな : キジトラ速報

 

受け手も身構えるべき

もちろん、ブログやまとめ側がデマを拡散してもしょうがないなんて言うつもりはありません。サイト側は、できるだけ信憑性の高いソースを使うようにするべき。何も考えず情報を垂れ流しているサイトもありますからねぇ… ただ、情報を受け取る側も、「しょせん、ブログ・まとめサイトが言っていることだから」と話半分に聞くってくらいがちょうどいいのかなぁと思っています。週刊誌や芸能誌を読む感覚に近いのかもしれません。

 

ブロガーはエッセイストと同じだ。永江氏の指摘はなるほどなぁと思う部分もありました。ライターはエッセイストだけではつとまらない部分もあるので、半分同意ってところでしょうか。

 

記事引用

さて本日は・・いままでずっと書こうと思って書かなかったこと。つまり

ブログは記事ではない

ということについて、説明したいと思います。なおわたくしめはいままで自分のブログについては「エントリー」という用語を使っており、「記事」という言葉は使っておりません。

ブログを記事だと思ってdisる人はまるでわかってない

昨日のように1日60000PVくらいある日は、必ず一定の比率でこんな感じのネガティブコメントをいただきます。

 

「ひどい記事。自分の想像で言ってるだけ。きちんと取材して書け」

こういうことを言う人は、「ブログとは何か」という事を全くわかってないんだと思います。たぶんテレビのバラエティ番組を見て「盛ってる」とか言ってマジギレする人なんだと思いますが、記事とはなんでしょうか。gooの国語辞典から持ってきました。

16 ブログはニュースを報道するものではなく個人の意見を表明する場所

事実を書くことが記事

なわけです。これはジャーナリズムの世界で記者が行う仕事です。中には偏向してるのもありますけど、きちんとした取材から事実を伝えているものが記事なわけです。社員じゃ無ければ原稿料もらってメディアに取材の足代も請求できます(笑)。ではブログはどうか。たまにはネタ作りで軽く取材をしてみることも無いわけではありませんが、金を稼ぐためにやってるわけでもなく、私の場合は仕事の合間に1日のうち2時間以内で書こうと決めています。2時間だと取材に行くだけで終わります。www なので「取材行け」とか止めてください。代わりに行ってくれるならそれを書きますけどね。

まとめますと、わたしのブログは「取材をして事実を確認し、その事実を読者に伝えるためにボランティアでやってる」ような高尚なものでないのです。もちろん本物のジャーナリストが自分が雑誌や新聞に書いたことの補足でブログに起こしている場合もあります。その場合は記事と呼んでもいいのですが、そんなの日本に数十人もいませんよ。少なくとも自分はこれじゃない。

ではブログとは何か

ブログはエッセイとほぼ同じ

各自が自分の見地で好きなことを書いてるのです。こんな飯食ったとか、今日はテレビ見たとかから始まり、どこそこ行ったとか、何買ったとか書くのがブログ。ブログを書くためにどこかに行くわけでは無く、行ったから書くわけですよ。もちろんだからといって、事実と異なる嘘を書いたり、風評をまき散らしたり、ステマをやりまくっていいわけじゃないです。表現の自由には責任も伴うからですな。私も一応書くときには事実関係をググりますが、ニュースサイトの元記事やブログの真偽までは調べられません。そんなこと不可能です。もちろん怪しいのは外しますけどね。

話を戻すと、好き勝手いろいろ感じるままに書き、原稿料もいただかず、思いつくままにエッセイ書いて無料でネット上に公開するのがブログ。そんなわけで今後、わたしのブログにつきましては

このエントリー、面白い

くらいで統一していただけると幸いでございます。よろしくねっと。

プロブロガーとか、ブログで生活している人であっても、エッセイストと同じと考えてください。エッセイストは自分の感想とか価値観を自由に書く人たちで「取材して事実を伝える」人じゃないんですぜ。雑誌や新聞に「署名入りエッセイ」が出てても、あの部分を記事って言わないでしょう?

 

via: ブログを記事だと勘違いしている人が多すぎる | More Access! More Fun!

 

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