記事入力 : 2014/01/14 12:17
韓国・三養社 三菱化学とイオン交換樹脂生産の合弁設立
【ソウル聯合ニュース】韓国の三養グループは14日、系列会社の韓国化学大手・三養社(ソウル市)が三菱化学(東京都千代田区)とタイアップし、イオン交換樹脂を生産する合弁会社・三養ファインテクノロジーを設立したと発表した。
両社がそれぞれ50%出資する三養ファインテクノロジーは、2015年までに韓国西部の群山自由貿易地域に年産2万トン規模の次世代イオン交換樹脂の生産工場を建設する予定。イオン交換樹脂は、溶液中のさまざまな物質(イオン)を分離・精製することができる樹脂で、化学品製造プラントや発電所ボイラー用水の水処理や、超純水の製造、食品・医薬品の精製に使われる。
韓国では、次世代イオン交換樹脂をすべて輸入に依存している。合弁会社の設立により2015年から年間1000億ウォン(約100億円)以上の売り上げ増加、500億ウォン以上の輸入代替効果があると予想される。
聯合ニュース
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース
経済の最新ニュース
- コスダック指数 2.87ポイント▼ 544.24(終値) 2014/8/8 15:06
- 総合株価指数 23.41ポイント▼ 2031.10(終値) 2014/8/8 15:06
- アシアナ航空 3四半期ぶりの営業黒字=A380効果 2014/8/8 14:41
- スマホでよく使う機能 男女に違い=韓国アンケート 2014/8/8 10:51
- 「日本の円高不況のような『ウォン高不況』を懸念」 2014/8/8 10:05