江戸川夏樹
2014年8月8日03時00分
原爆投下から69年目の8月6日。被爆地・広島と原発事故から4年目の福島がつながった。それぞれの住民が協力し、テレビ電話で広島市と相馬市をむすぶ。広島からは灯籠(とうろう)流しを、福島からは放射能被害を訴える漁師の声を中継しあった。
《午後7時、広島・原爆ドーム前》
木立の中にはられた横2メートル縦1・5メートルほどのスクリーン。福島のアニメが映し出された。舞台は東日本大震災に絡んで119人が亡くなった新地町。船を守ることを優先した結果、家族を失った漁師の物語だ。
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