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東京マラソン爆破予告など計100件、33歳男性を送検

2014年8月8日6時0分  スポーツ報知

 2月23日に開かれた「東京マラソン2014」での爆破予告をインターネット上に書き込んだとして、警視庁公安部は7日、威力業務妨害の疑いで、神奈川県逗子市の無職の男性(33)を書類送検した。

 警視庁によると、「人生がうまくいかず、でかいことをして注目を集めストレスを解消したかった」と容疑を認めている。2012年5月以降、芸能人殺害などの犯行予告を計約100件、ネット上で繰り返したとみている。

 送検容疑は今年2月5日、インターネット掲示板「2ちゃんねる」に「東京マラソンで爆弾テロ事件起こしますよ」「去年のボストンマラソンの再現をしてみせますよ」などと書き込み、主催する東京マラソン財団の業務を妨害した疑い。

 パソコンのIPアドレスなどから関与が浮上。警視庁は自宅を捜索したが、爆発物の痕跡などは見つからなかった。

 犯行予告が相次いだ12年以降、掲示板には「奈良の大仏に爆弾をしかけた」「これから巣鴨で通り魔事件を起こします」などといった書き込みもあった。

 13年4月のボストンマラソン爆破テロでは3人死亡し、260人以上が負傷した。東京マラソン財団は爆破予告を受けて、大会前日にゴール地点となる東京ビッグサイト(江東区)周辺のチェックを2~3時間かけて入念に行ったという。

 「安易な書き込みであっても許されないこと」と手塚雅之事務局長(55)。6年後には、東京で夏季五輪が開催されることもあり、「世界一安全で安心な大会を目指していきたい」と意欲を語った。15年大会のエントリーは、今月1日から始まっている。

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