1945年8月14日。数十機の米軍の爆撃機が、現在の大阪城公園一帯にあった東洋一の兵器工場「大阪陸軍造兵廠(しょう)」を狙って爆撃を始めた。うち4発の1トン爆弾が当時の国鉄京橋駅に落下。一瞬のうちに駅付近は焦土と化し、500〜600人ともいわれる尊い命が失われた。最後の大阪大空襲であり、終戦前日の悲劇だった。
|
|
| 昨年の京橋駅空襲被災者慰霊祭の様子 |
犠牲者の供養と平和を誓う京橋駅空襲被災者慰霊祭が、ことしも14日にJR京橋駅南改札口そばの京橋慰霊塔の前で行われる。戦後69年。当事者の高齢化が進む中、慰霊祭世話人会(事務局・妙見閣寺内=旭区=)では「慰霊祭は戦争の悲劇を伝える一部ではあるが、少しでも後世に伝わってほしい」と願う。
慰霊祭は、1955年に旧国鉄京橋駅主催で始まり、ことしで60回目。当初、身元が判明していた犠牲者は30人程度で参列者も5、6人しかいなかったという。しかし、その後は徐々に参加者が増えた。付近の爆撃だったこともあり、犠牲者は広範囲に渡り、ことしも初めて慰霊祭に参列する遺族や関係者がいるという。
慰霊祭には、地元の大阪市立聖賢小(城東区)の児童も参列し、平和への思いを宣言。事務局は「今も世界では戦争が起きており、それをリアルタイムに見られる時代になった。慰霊祭を通じて、人として大切なもの、思いやりや助け合いを伝えていけたら」と話している。
【メモ】慰霊祭の開式は午前11時。問い合わせは、電話06(4254)8115、妙見閣寺へ。
| 1 | 大阪都構想、5特別区案出そろう 財源は示さず |
| 2 | 分譲タワーマンション 「心斎橋」に初登場 |
| 3 | 「市教委の信頼失墜」 公募校長制度、野党、厳しく批判 |
| 4 | 街中舞台に新手の恐怖 「お化け屋敷」参加型へ進化 |
| 5 | より美しく にぎやかに 「光の饗宴」プログラム決定 |