RBRビギナーズガイド・その2 - コースに出る前に
Ekisen - RICHARD BURNS RALLY

 RBRではコドライバーの読み上げるペースノートを聞いてコースをイメージすることは必須です。コーナー進入直前になって種類や角度がわかってもRBRでは対応しきれません。

ペースノート設定

3Dペースノート  CalloutDistanceを大きくすると、より先読みしてくれるようになります。たくさん先読みしてもドライバーが把握しきれなければ全く意味がないので、最初は半分以下の設定で始めましょう。
 3Dペースノートを使えばコース上にも情報が表示されます。コーナー開始位置がはっきりするため、コースをイメージしやすくなり、距離感もわかりやすくなります。デメリットは視覚情報に頼りがちになることです。基本はコドライバーの声です。そうしないと、複合コーナーやブラインドコーナーに対応できませんし、減速が間に合いません。慣れてきたら、上達のためにも3DペースノートはOFFにすることをおすすめします。

視点

 視点はどれでもかまいません。ゲームですから、好きな視点で遊ぶのがベストです。重要なのは、コロコロ視点を変えないことです。上達するまではずっと同じ視点で走り続けてください。以下に各視点での特徴を記します。

視点特徴
バンパー○路面に近くスピード感溢れる ×角度が浅いため見通しは悪い
ボンネット○割と見通しが良い ○ほぼ車の中央なので挙動も把握しやすい
運転席○雰囲気よし △ボンネットより若干見通しが悪い
後方○見通しはとても良い ○車全体の状態を把握しやすい ×細かな挙動がわかりにくい

 あえておすすめを上げるなら後方視点です。「おれは雰囲気重視なの!」という方でも最初は後方視点をおすすめします。RBRはコース幅も狭いため、車輪の位置をほぼ正確に把握していなければなりませんし、なぜコースアウトしたのか、なぜクラッシュしたのか、原因が見えるのでわかりやすいからです。逆に後方視点にも欠点があるので、普通に攻めれる走りを出来るようになったらボンネットか運転席視点へ移行するとよいでしょう。
 後方視点の問題点は、視点が後ろにあるためブラインドコーナーやロングコーナーでのコーナー出口のタイミングがわかりづらい事です。また、車と距離があるため挙動変化の初動を把握しにくく、リカバリが後手後手になりがちです。フロント部分のみに変化が現れた場合にもわかりにくいです。もちろん車を凝視していればわかりますが、走ってるときはそんなに車を見ることはできません。車内視点ならその点わかりやすいのです。

車種

 RBRには多くはありませんが幾つかの車を選択できます。車ごとに特徴があるので記しておきます。

名前特徴
インプレッサ03RBRでの標準車種。わりと機敏でキビキビと走れる。安定性は平均的。他の車と比較して重心が微妙に後方にある。
ランサーロングホイールベースで挙動はもっさり気味。安定性は高くドリフト時も姿勢制御しやすい。
カローラとても軽快。じゃじゃ馬。上級者向け。セッティングを煮詰めればかなり乗りやすくはなる。
アクセントミスターもっさり。ショートホイールベースではあるが天性のもっさりでドリフトアングルも維持しやすい。実車通り(?)
206唯一の5速仕様車。エンジンは若干高性能。他の車とは挙動の方向性がちょっと違う。上級者向け。セッティングを煮詰めればある程度は乗りやすくなる。他の車と比較して重心が後方にある。
インプレッサ00インプ03と同一。
クサラ構成はインプ03と似ているが、前後比が若干違うためこちらのほうが安定性は高い。ランサーとインプ03の中間のような存在でほどよいバランス。

 最初はランサー、クサラ、アクセントの中から選択することをおすすめします。206を除いてはエンジン性能はまったく同じです。
 カローラと206はかなりクセがあります。慣れとセッティングでかなり解消されますが、最初は避けた方がよいです。

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