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「朝日新聞の罪は大きすぎる」 橋下氏、慰安婦検証記事を批判

産経新聞 8月6日(水)15時24分配信

 朝日新聞が5、6日付朝刊に掲載した同紙の慰安婦報道の検証記事をめぐり、橋下徹大阪市長は6日、「(誤報から)32年間、過ちを認めなかった朝日新聞が白旗をあげたが、言い訳じみている」と批判。「朝日新聞の罪は大きすぎる。ここで収束させてはダメだ」とも述べ、慰安婦報道が国際社会に与えた影響について、朝日自らがさらに検証していくべきだとする見解を示した。

 朝日は過去に何度も取り上げた自称・元山口県労務報国会下関支部動員部長、吉田清治氏の「慰安婦を強制連行した」との証言を虚偽と認め、記事を取り消した。橋下氏は国連人権委員会に提出され、慰安婦を「性奴隷」と認定した「クマラスワミ報告」が吉田証言を引用していることを指摘。「朝日の報道によって国連の人権委員会がたきつけられた」と指弾した。吉田証言を報じて32年が経過した今年になって、朝日が「強制連行」があったとしていた韓国の済州島で再調査したことについては「やっと取材するなんてひどすぎる。どこまで日本を侮辱し続けるのか」と憤った。

 橋下氏は昨年5月、慰安婦について「(第二次世界大戦)当時は世界各国の軍が必要としていた」と発言。世界各国が反省すべきだとし、「日本だけが批判を受けるのはアンフェア」と主張している。

最終更新:8月6日(水)15時55分

産経新聞

 

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