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【社会】

広島爆心地の1・6キロ相当 ビキニ、元船員被ばく線量

2014年8月8日 12時40分

 米国が1954年に太平洋のビキニ環礁で行った水爆実験で、実験場から約千キロを航行していた漁船の元乗組員の歯から当時の被ばく線量を推定したところ、広島原爆の爆心地から約1・6キロ地点の線量に相当する319ミリシーベルトだったことが8日、広島大の星正治名誉教授の研究グループによる調査で分かった。

 実験場から約160キロで操業中だった第五福竜丸の乗組員の被ばく線量は約2千〜3千ミリシーベルトとされるが、この他の漁船員の被ばく実態は分かっていなかった。

(共同)
 

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