曙 3冠奪回が取締役の使命
2014年08月07日 16時05分
3冠へビー級王者、ジョー・ドーリングへの挑戦(30日、名古屋・愛知県体育館)が正式決定した前王者・曙(45)が6日、横浜市の全日本プロレス事務所で会見を行った。 夏の愛知県体育館といえば、曙にとって忘れられぬ場所だ。1993年の大相撲名古屋場所、横綱曙は関脇若ノ花(後の横綱若乃花)と大関貴ノ花(同貴乃花)と同期ライバルによるともえ戦を制して優勝。21年の歳月を経て、同じ会場で挑戦者としてドーリングに挑むことになった。
「あの3冠の新ベルトはオレしか巻いていないことが誇りだったのに、あれから3人も王者が変わってしまった(大森隆男→諏訪魔→ドーリング)。あのベルトは、そんじょそこらのベルトとは違う。早々に取り返して、自分がやり残していた最強の王者像をつくります」
欠場中、情報だけは小まめに耳にしていたが、試合ができないイライラ&ストレス防止のため、会場にはあえて行かず、テレビ中継も全く目にしない生活を送り続けた。現在は16日の復帰戦(後楽園ホール)に向けて気分も体調も上々だ。秋山準新社長の下、発進した新生・全日本の取締役にも就任した。
「オレにできることは経営うんぬんではなく、3冠王者に返り咲き、お客さんに『また明日も来たい』と思わせる内容の試合をすること。こちとら夢を売る商売だからね。取締役だけど、若い選手たちにも夢を見させるために、全日本プロレスの“部屋付親方”として頑張っていきたい」と取締役選手としての決意を語る。
曙はドーリングを撃破し「取締役王者」として、名実ともに団体の看板を背負う覚悟だ。
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