7日、産経新聞編集長・乾正人氏が、朝日新聞が慰安婦に関する記事の誤りを認めたことに対して、見解を述べた。

朝日新聞は、韓国・済州島で強制連行があったとの証言に基づく記事を掲載したが、5日、この証言を虚偽と判断、記事を取り消すと明らかにしていた。

これに対し乾氏は7日、産経ニュースの編集日誌にて「さすがは、朝日新聞。と思わずうなりました」と切り出した。

乾氏は「記事の内容とは裏腹に、『おわび』や『訂正』の見出しがひとつも見当たりません。これは大変な技術(世間ではごまかし、ともいいます)が必要です」と、指摘。

続けて「そればかりではなく、1面では、社の偉いヒトが『慰安婦問題の本質 直視を』と読者に教え諭してくれています。『慰安婦問題』の本質を直視しないといけないのは、とんでもない誤報をした新聞側にあるのに大したものです。朝日の読者は、本当に優しいですね」と、締めくくっている。

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さすがは、朝日新聞 - 産経新聞の元記事

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