随意契約で交野病院に土地を売却したものの、来年5月の交野病院の移転新築時に当初の交野市民や交野市議会への説明に反して、産婦人科が開設されないことから、交野市に対して、次の点、公開で、回答を求めておりましたところ、回答がございましたので、回答を含め掲載しております。
・平成27年5月に移転する交野病院に、移転当初、産婦人科が開設されないことについて、市民の皆さまへどのように説明を行うのか(平成24年12月に交野病院から産婦人科の開設が難しい旨連絡を受けているが、その情報の公開を含めてご回答ください)。
・交野市と交野病院との契約書に、なぜ、産婦人科の文言が盛り込まれなかったのか。
⇒産婦人科以外の項目もあることから包含した医療機関という文言で整理した
なお、私の見解ですが、朝日新聞の報道後に経緯と考え方をホームページに掲載するのでは遅すぎますし、また、契約書に具体的な文言を入れないというのは、交野市民の皆様の利益に合致しないと考えております。
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交野市から申し入れがあり、掲載内容を一部補足しておりますが(補足後の内容について、交野市に了解を頂戴しております)、訂正、謝罪、は行っておりません。最新の状況は、下記の記事をご残照ください。なお、再度の申し入れを頂戴しておりますが、交野市行政経営室の担当者より了解を頂戴した後ですので、改めての対応は行いません。なお、補足内容は後述の通りです。
補足内容
・交野市の主張(契約書上の付随する用途という解釈は医療法の定めるものではないため、問題ないとの見解)を追記しております。なお、私の見解は、交野市民の皆様の財産の転売を防ぐという意味で転売には反対であり、私と交野市との主張には隔たりがあります。
・交野病院にそもそも産婦人科の開設意志があったかどうかについて、根拠を明確に記載しておりませんでしたので、①~④の理由を追記いたしました。
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補足後の記事(平成24年7月22日)
交野市が産婦人科開設のために、交野病院へ随意契約で用地を売却したにもかかわらず、産婦人科がないことを先般お知らせいたしましたが、今般、随意契約で売却した用地を薬局に転売している書類(①及び②)を入手しました。
①交野病院が随意契約で取得した土地の一部が分筆され有限会社ハートランド近畿に転売していることを示す不動産登記簿
②有限会社ハートランド近畿が薬局であることを示す商業登記簿(大阪府にも薬局であることを確認済)
交野市と交野病院の契約では、薬局を含む付随する用途(医療法では駐車場や売店)以外への土地の転売が禁じられているにもかかわらず、交野病院は土地を転売しております。(交野市の主張では、契約書上の付随する用途という解釈は医療法の定めるものではないため、問題ないとの見解)
随意契約で売却された交野市民の皆様の財産が薬局に転売されたという事実が判明いたしましたのでお知らせいたします(いくらで転売されたかは民間での取引のため、交野病院は回答を拒否)。
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交野病院に産婦人科が開設されないことについて、6月26日の朝日新聞の報道を受け、大阪府から「病院開設許可申請書」を入手いたしました。報道によると、「産婦人科医のなりて不足などでスタッフを確保できず、」とのことですが、①現時点で「分娩室」が作られていない、②産婦人科医をWeb上で募集していない(交野病院によると、別途求人を行っているとのこと)、③交野病院への土地の売却直後の平成24年12月に交野病院が産婦人科の開設が難しいと交野市に連絡していること、④交野市と交野病院との契約に産婦人科の開設が求められなかったこと、を総合的に勘案しますと、産婦人科の開設意思がそもそもあったのかと疑問に感じる交野市民の方々が多いのではないでしょうか?
病院開設許可申請書
交野病院のWeb上の求人
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6月26日、日本を代表するクオリティーペーパーである朝日新聞が、「交野市、産婦人科開設見込み随契で用地売却 病院「開設難しい」」との見出しで記事を掲載しました。