広島原爆の日:市長、憲法の重み訴え

毎日新聞 2014年08月06日 10時48分(最終更新 08月06日 18時29分)

式典で平和宣言をする松井一実・広島市長=広島市中区の平和記念公園で2014年8月6日、宮武祐希撮影
式典で平和宣言をする松井一実・広島市長=広島市中区の平和記念公園で2014年8月6日、宮武祐希撮影

 式典では、松井市長と遺族代表の2人がこの1年に死亡した被爆者ら5507人の名前を記した原爆死没者名簿3冊を、原爆慰霊碑の下の奉安箱に納めた。これで名簿に記載された人数は29万2325人、名簿は計107冊になった。

 原爆が投下された午前8時15分になると、参列者は1分間の黙とうをささげた。「こども代表」の田村怜子さん(11)と牟田(むた)悠一郎さん(11)が「平和への誓い」で「みなさんをここ広島で待っています。平和について、これからについて共に語り合いましょう」と呼びかけた。【高橋咲子】

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