社会

妻を殺害した疑いで元警察官の男を送検
(山口県)
自分の妻を殺害したとして、5日再逮捕された山口市に住む元警察官の男の身柄が7日、山口地方検察庁に送られた。殺人の容疑で再逮捕された山本富夫容疑者86歳は午前9時すぎ、山口署から山口地検へ身柄が送られた。警察の調べによると、山本容疑者は7月10日、山口市仁保下郷の自宅で妻の常子さん77歳の首をロープで絞めて殺害した疑いだ。山本容疑者は常子さんの遺体を周南市の山中に遺棄した疑いで7月15日に逮捕されていた。また、6月下旬には夫婦間のトラブルについて相談するため、山口署を2度訪れたことがあり、警察では、夫婦仲がうまくいっていなかったことが犯行に繋がったとみている。取り調べに対し、「妻を殺したことは間違いない」と容疑を認めているが、同じことを何度も話すことがあるということで、動機についてさらに慎重に調べる方針だ。
[ 8/7 18:29 山口放送]