今回のエントリーには、拙宅のトイレの画像がいっぱい出てきます。撮影に先立ってせいいっぱい掃除して綺麗にしたつもりですが、「他人の家の便所など見たくないわい!」という至極ごもっともな感性をお持ちの方はスルー願います。
水洗トイレのタンクからの水漏れが気になっていた。便器から絶えずチロチロと、水琴窟のような水音が絶えない(そんないいものか?)。量的にはたいしたことはないが、なにぶん何でも古いアパートなので、放っておくとそのうち悪化して破局に至るかも知れない。
2年くらい前にアンギラスという工具を買って、台所の蛇口のパッキンを自力で交換したことがある。
それに味を占めてつか何つか、いろんなものを交換しまくった。
業者に頼むとバカみたいな料金を請求されるし、自分でやると達成感もある。我がことながら「wattoにアンギラス」というのは「オニに金棒」つか「キ××イに刃物」つか…ほっとけや!「ネコに小判」というのは、違うなこの場合。
うちのトイレのタンク。INAX製だが、型番とかわからなかったので、とりあえずいろんなところの寸法を計って、ホームセンターに行った。
フタを開けたところ。タンクの内側までは清掃しきれませんでした。お目汚しすみません。
ホームセンターで買った浮き玉付き水栓。ロータンクボールタップという商品名だった。4,780円。もう少し安いものもあったが型式がわからなかったので、万能タイプを買ったのだ。いろんな部品を付け足したり外したりして調整するタイプ。
開封して部品を並べたところ。
アンギラス登場。2年ぶり5度目。
取り外したボールタップ(下)と、新品(上)
作業自体は困難の伴うものではなかったので、小一時間で終わった。まあそんなもんだろうなと見積もって始めたのだが。
余った部品。いっぱい余った。まあしゃあない。
交換が終わって、試しに水を流しているところ。
で、これでチロチロ水漏れが解消したかというと、
解消してねぇ~!!(泣
劣化していたのは、水栓ではなく、タンクの底にある弁のほうだったようだ。取扱説明書によると「ゴムフロート」という名称のようだ。二枚目の写真で、タンクの底に丸く黒く見えている鎖のついた部品である。そう言えばホームセンターにそんな部品も置いてあったような記憶がある。
なまじ自分にできることがあると、今回の場合アンギラスが使えると、そっちばかりに目が向いて他の可能性が思いつかなかったのだ。
まあホームセンターにはまた日を改めて行けばいい。見かけから想像するに、サイズさえ合っていれば交換はそんなに困難ではなさそうだ。それに水栓もそれなりに経時劣化していただろうから、こっちを交換したこともまるっきり無駄だったわけではないだろう。
そんな訳で、この項続きます(続くのか?)。