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» 2014年08月08日 09時09分 UPDATE

「新しい人生を歩みなおして」 小保方氏宛の遺書の詳細判明 「自分を責めないで」 (1/2)

笹井氏が小保方氏に宛てた遺書で「新しい人生を一歩ずつ歩みなおしてください」と記していたことが分かった。

[産経新聞]
産経新聞

 「STAP(スタップ)細胞」論文の共著者の一人で、自殺した理化学研究所の笹井芳樹発生・再生科学総合研究センター(CDB)副センター長(52)が、論文の筆頭著者の小保方晴子氏(30)に宛てた遺書で「新しい人生を一歩ずつ歩みなおしてください」と記していたことが7日、関係者への取材で分かった。遺書には小保方氏への謝罪とともに、励ますような内容が書かれていたという。

画像 STAP細胞の研究を発表し握手する理化学研究所の発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長(右)と小保方晴子氏=1月28日、神戸市中央区

 関係者によると、遺書では「もう限界を超え、精神が疲れはてました」「もう心身とも疲れ、一線を越えてしまいました」と疲弊した状態を吐露し、「こんな事態になってしまい、本当に残念です」と謝罪するような表現も目立ったという。

 また、「一人闘っている小保方さんを置いて」とする記述があり、「私が先立つのは、私の弱さと甘さのせいです。あなたのせいではありません」「自分をそのことで責めないでください」と小保方氏を気遣った。

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