WBSニュース
8月7日
アナログ×ＩＴで常連客開拓
昔ながらのアナログな常連客づくりを最新のＩＴ技術で支える取り組みが始まっています。アパレルメーカーのニューヨーカーはきょう、ＥＣサイトで購入した際商品に同封する明細書に、顧客一人ずつにカスタマイズしたおすすめ商品のミニカタログをつけるサービスを始めました。明細書であれば、商品が届くタイミングで次の商品を勧めることができ、再購入につながりやすいといいます。試験運用では再購入者が２倍に増えました。このミニカタログを支えるＩＴ技術がサイジニア社の複雑系のデータ分析。のべ３億5,000万人のデータを分析しおすすめ商品を予測します。
ＩＴ技術で飲食店の予約客を管理できるサービスも広がっています。「トレタ」は来店回数など客の情報を蓄積して常連客の判別を店のスタッフ全員と共有できるサービスです。利用する「トラットリア タンタ ボッカ」の店長は「隠れた常連客を発掘できるのは有益」と言います。
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