“あるある”封印！ＲＧ「息子がいじめられる…」　改名も宣言

解散ライブ前の会見で理由を発表する（後列左から）ビッグポルノのＲＧ、小籔千豊、ＨＧ。スモールポルノの（前列左から）今別府直之、宇都宮まき、男前（大阪市中央区）【拡大】

　小籔もＲＧ夫妻が話し合った末の結論だったと補足。「子育ての方向性の違いです。それぞれ知らん間にお父さんになっていた」といい、ＨＧも「ハードゲイで腰振って世の中に出してもらったので下ネタを否定することは一生ない。でも相方の話を聞いて、仕方ないと受け止めた」

　ビッグポルノにおけるＲＧは奥田民生や桑田佳祐、フレディー・マーキュリーのような存在。ＲＧ抜きで存続するわけにはいかなかったという。

　そもそもＲＧは「リアルゲイ」の略。下ネタの範ちゅうではないかと報道陣に指摘されると、「リアルに頑張ってる」に“改名”したと宣言。さらにライフワークにも言及し「あるある自体バカにされやすい。長いしスベってるし下ネタを歌ってるし。いじめにつながるのであればいつでもやめる」と言い切った。

　解散に伴い、ビッグポルノを広めるために行っていたコヤソニも来月１３～１５日にインテックス大阪で行うファイナルで終了する。下ネタも、あるあるも捨てて、スーツを着てＮＧＫで漫才する芸人に…。まさに“普通の芸人に戻りたい”状態。９・１５、親父となった３人が、キャンディーズよろしく、それぞれの道を歩み始める。

★小籔は作詞活動

　カシアス島田名義で作詞し「羞恥心」などをプロデュースした島田紳助さん（５８）にならい、小籔は「シュガーレイ小籔」名義で作詞活動を行うと発表した。９月１０日発売のベスト盤「ベストポルノ」に収録される弟分、スモールポルノの「ＤＶはダメよ！」を作詞。同グループのプロデュースも続ける。

　この日は同曲を含め１８曲を披露。最後はキ○タマを歌ったメジャーデビュー曲「ＫＩＮＧ　ＴＩＭＥＲ」でシメ、満員の３５０人を沸かせた。解散ライブの東京公演は８月２８日、新宿ＢＬＡＺＥで。

（紙面から）