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タバコからジェット燃料生産へ、米ボーイングが南ア航空と提携

2014年 08月 7日 10:38 JST
 
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[ヨハネスブルク 6日 ロイター] - 米航空機大手ボーイング(BA.N: 株価, 企業情報, レポート)は、南アフリカ航空と提携し、タバコを使ったジェット燃料の生産に取り組む。二酸化炭素の排出削減や、南アフリカでの再生可能エネルギーの促進が狙い。

両社が6日発表した声明によると、ジェット燃料は、代替ジェット燃料生産のスカイNRGが生産するソラリスと呼ばれる、ニコチンを含まないハイブリッドのタバコから生産される。

ソラリスは南アフリカで試験栽培が行われており、「向こう数年」以内にバイオ燃料の生産が見込めるという。

南アフリカ航空の環境問題専門家、イアン・クルックシャンク氏は「ハイブリッドのタバコを使うことで、喫煙を助長することなく、南アフリカのタバコ栽培に関する知識を活用して市場性のあるバイオ燃料用作物が栽培できる」と語った。

 

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 8月6日、米航空機大手ボーイングは、南アフリカ航空と提携し、タバコを使ったジェット燃料の生産に取り組む。シカゴで昨年4月撮影(2014年 ロイター/Jim Young)

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