サガン、尹監督退任 任期途中、きょうクラブ会見
2014年08月08日 04時34分
サッカー・J1で首位に立つサガン鳥栖を率いる尹晶煥(ユンジョンファン)監督(41)が急きょ退任することが7日、関係者への取材で分かった。理由などは不明だが、運営会社のサガン・ドリームスと本人の双方で話し合った末の契約解除とみられる。クラブ側は理由や経緯、後任監督などについて、8日に会見を開き公表する見通し。
鳥栖は今季序盤から好調を維持し、リーグ戦第18節を終えて12勝1分け5敗の勝ち点37で首位。激しい上位争いを繰り広げている中での指揮官の離脱は大きな衝撃となりそうだ。
尹監督は韓国出身。2006年に当時J2の鳥栖に加入。現役引退後、クラブのテクニカルアドバイザーやトップチームコーチを歴任した。11年に監督に就任すると、その年にJ1昇格を達成。翌12年の昇格初年度は5位と好成績を残し、昨季の天皇杯ではクラブ史上初の4強に導いた。
7日のチーム全体練習に尹監督の姿はなく、9日のサンフレッチェ広島戦へ向けてコーチ陣が指示を送った。