井上裕一
2014年8月7日03時00分
大阪維新の会は6日、大阪都構想で大阪市を再編してつくる五つの特別区のうち、「北区」「南区」「中央区」で目指す将来像の案を発表した。区ごとに特色を示し、都構想をアピールしていきたい考えだ。
北区は3人以上の子どもがいる家庭への区民税の軽減など、子育て支援に力を入れるほか、医療、福祉の充実を掲げる。南区は次世代型路面電車(LRT)といった新型交通システムを東西に整備することや、教育環境の整備を提示。中央区は西成地区の官庁街化や大学の誘致を目指し、防犯対策や待機児童の解消も進めるという。
特別区の「湾岸区」「東区」はすでに公表しており、今後は「大阪府(都)」の案も発表する予定。(井上裕一)
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