泉田洋平
2014年8月8日03時00分
毎春、芸舞妓(まいこ)が舞う「都をどり」でにぎわう祇園甲部歌舞練場(東山区)。華やかな舞台にも、太平洋戦争の影は押し寄せ、戦争末期には風船爆弾と呼ばれる「秘密兵器」が作られた。
爆弾作りに携わった元女学生と歌舞練場を訪ねた。
「客席を全部取り外し、人の背丈ぐらいの深さに掘った穴があったんです」。伏見区の佐伯靖子さん(85)は振り返る。当時その穴に完成した風船爆弾を入れて膨らませ、空気の漏れがないか点検した。「天井いっぱいまで膨らんだわ」
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