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STAP検証うやむや中止?ショックの小保方氏、実験参加困難か

小保方晴子氏
小保方晴子氏=4月撮影
Photo By スポニチ

 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB、神戸市)の笹井芳樹副センター長の自殺を受け、小保方晴子氏の担当弁護士は6日、同氏の様子についてかたくなに口を閉ざした。理研にもかん口令が敷かれ、職員らは計り知れないショックを受けているもよう。現在、取り組んでいるSTAP細胞の検証実験の遅れは確実で、うやむやのまま終わってしまう可能性もありそうだ。

 一連の騒動で担当弁護士を通じ、幾度となくコメントを出してきた小保方氏だったが、笹井氏の訃報についての言葉が明らかになることは前日に続きこの日も一切なかった。

 担当の三木秀夫弁護士はこの日午前、大阪市内で報道陣の取材に応じたものの、小保方氏の体調面の不安や同氏が参加しているSTAP細胞の検証実験への影響について「何とも言えない」と述べたのみ。今週中に実験参加のため同センターに出勤するかどうかについても「把握していない」と口数は少なかった。午後に再度、取材に応じた際も「彼女の動きについては出したくない」とかたくなに小保方氏の様子を明かすことを拒んだ。

 一方、CDBの職員にもかん口令が敷かれている様子。施設に出入りする人たちへ小保方氏が勤務しているかどうかや施設内の様子を尋ねても一様に無言を貫いた。

 関係者によると、前日に知人から笹井氏の悲報を知らせる電話連絡を受けた直後は、言葉にならないほど号泣していたという小保方氏。大きなショックを受けていることから場合によっては心理的なケアが必要で、理研は職員の付き添いを継続する方針だ。

 小保方氏は7月から再現実験に参加しているが、本格的に始めるのは9月からの予定。ただ、関係者の間では「現在は病院にいるのでは」との声も上がっており、小保方氏の検証実験は中断しているとみられる。

 もともと9月までは「勘を取り戻す」ための準備期間としていたが、本格的な実験開始を前に遅れが生じることはほぼ確実な状況。もともと、小保方氏の実験結果は11月下旬に公表することになっている。だが、精神状態などを理由に参加が困難と判断されればスケジュールの見直しどころか最悪、検証実験がうやむやのまま終了してしまう可能性も十分に考えられそうだ。

[ 2014年8月7日 05:30 ]

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