パパには理解できない!? ママが育児で精神的に参ってしまう理由5つ

コラム - パピマミ

パパには理解できない!? ママが育児で精神的に参ってしまう理由5つ

パパには理解できない!? ママが育児で精神的に参ってしまう理由5つ


【パパからのご相談】
こんにちは。私には3歳と2歳の息子がいます。3つ年下の妻は、結婚前から子どもが好きで、子どもを産み、専業主婦になるのが夢だと言っていました。けれど、その夢を叶え、専業主婦として育児に専念している今、妻は家にいる間中ずっと不機嫌で、少しでも口喧嘩になると最後には、「あなたには私の大変さは分からない」と言います。育児が大変なのは分かりますが、好きで子どもを産んで、好きで仕事を辞めたのに、一体自分にどうして欲しいんだと、こっちもイライラしてしまいます。

このままいくと、夫婦関係に亀裂が入りそうです。こんなとき、自分はどうすれば良いのでしょうか。

●A. まずは、育児の大変さを理解してあげましょう。

ご相談ありがとうございます。3人育児中のママライターのアンジです。

育児をしていてイライラしてしまうなんてことは、母親になったほとんどの方が経験することです。それは、子ども好きの方でも同じ。私の知人の中には、「他人の子どもは可愛く見えるのに、自分の子どもが可愛く見えない……」と、悩んでいる方もいらっしゃいました。それだけ、育児というのは精神的に負担が大きいものです。もしかしたら、子ども好きの方こそ一生懸命になりすぎて、いっぱいいっぱいになってしまうのかもしれませんね。

そんなときの一番の心の支えはなんと言っても旦那様です。育児に関しては、お母様を頼りにすることもあるかもしれませんが、精神面はできるだけサポートしてあげたいですよね。そのためにはまず、奥様が何故そんなにイライラしてしまうのかを理解することが大切です。

そこで今回は、育児を経験したママさんたちのお話を参考に、“ママが育児でいっぱいいっぱいになってしまう理由”をお話をさせていただきます。

●ママが育児でいっぱいいっぱいになってしまう理由

●(1)泣き声

育児をしていてストレスになること第1位は子どもの泣き声です。それは、上手く言葉で伝えることができない子どもからの当然のアピールなのですが、何年も毎日のように泣かれてしまうと、可愛い我が子も憎らしく見えるほど苦しくなってしまうことがあるのです。

朝の寝ぐずりにはじまり、喉が渇いた、お腹が空いた、兄弟と喧嘩した、思い通りにならない、と、よく泣くお子さんだと休む暇もないほど泣くこともあります。相手が“愛する我が子”ということで憎むこともできず、そして自分で望んだ状況だからと逃げることもできず、ただただ追い詰められていくような感覚になるママも多くいるようです。

●(2)育児は24時間体制

いくら夜は寝ていると言っても、3歳までのお子さんは、夜中にグズつくこともしばしば。また、部屋は暑すぎないか、寒すぎないか、布団を飛び出していないか、変な体勢で寝ていないかと、ママは夜中でも完全に気持ちをオフにすることがありません。隣で寝ていたのに、昨日の夜子どもがグズついていたと聞かされてびっくりしたという経験はないでしょうか?

ママは、本能やホルモンの働きで自然とそうなってしまうようなのですが、神経質な方であればあるほど、精神的に疲労してしまうのは確実ですよね。奥様も子どもが好きだということなので、旦那様が考えている以上に24時間神経を張り詰めているのかもしれません。

●(3)行動の制限

24時間小さな子どもと一緒にいるということは、24時間行動を制限されるということです。

ご相談者様のお子さんはお2人ということなので、買い物をすることですら大仕事でしょう。今まで気軽に行っていたコンビニも気軽なものではなくなります。「1人でゆっくり買い物したい!」と切望しているママも多いはずです。

●(4)予定通りに動けない

また、小さな子どもと一緒に行動するというのは、予定外のことでいっぱいです。出かける直前にお茶をこぼされた、大事な予定前に熱を出した、など、言い出したらキリがないほどに、計画通りにならないことだらけです。

もちろんママは、ある程度それを視野に入れて予定を立てているのですが、それでも予定通りにならないことにストレスを感じるママは多くいるはず。完璧主義なママなら尚更です。

●(5)自分の子育てへの不安

最後に、初めての育児は不安だらけです。他の子と比べてしまったり、イヤイヤ期や兄弟喧嘩仲裁のときの、自分の対応は正しかったのかと自己嫌悪に陥ったり……。毎日手探り状態で育児と、その合間に家事をどうにかこうにかこなしています。そのため、他のことに配慮する余裕がなくなってしまうことがあるのです。

●では、パパは何をすれば良いのか

もちろん欲する言葉、態度は人それぞれかとは思いますが、多くのママさんは、旦那様の大変だということを理解している旨の言葉、または態度で少しだけ救われているようです。みんなやっていることだから当たり前だと思わず、奥様の頑張りを認めてあげてくださいね。

また、その折になにか手伝おうという気持ちがあるなら、『「これ、やっておこうか?」と聞くのではなく、「これ、やっておくね」と宣言してほしい』という意見もありました。“お手伝い”ではなく、自分も育児に参加しているという旦那様の姿勢が大事なのかもしれません。

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実際に、好きなことを仕事にした方でも、嫌なこと、つらいことはたくさんあるのではないかと思います。

旦那様は、「自分も仕事で大変なのに家でまで気を使わなきゃいけないのか」と思われることもあるかもしれませんが、子どもが手を離れ、心に余裕ができたそのとき、奥様が旦那様を思いやってくれるかどうかは今の旦那様の態度にかかっています。

大変だとは思いますが、家庭円満のため、もうしばらく頑張ってくださいね。

●ライター/アンジ(ママライター)

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