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      3Dプリンター使う治療法開発

      3Dプリンター使う治療法開発

      秋田大学などの研究チームが進めている、3Dプリンターで背骨の病気の治療用具を作る研究が、国の事業に採択される見通しとなりました。
      秋田大学や県立脳血管研究センター、それに民間企業で作る研究グループは、背骨の病気の新しい治療法について6日、県庁で会見を開きました。
      高齢になって背骨の椎間板がすり減った影響で神経を痛める病気、「変形性脊椎症」では、これまで骨どうしを金属のねじで固定して治療していました。
      しかし、手術には多額の費用がかかり、合併症の心配などもありました。
      そこで研究グループでは、CTスキャンで患者の骨の立体データをとり、3Dプリンターでチタン製のカバーを作って骨に装着する治療法を新たに開発しました。
      カバーを人工の関節でつないで動かすことも可能になり、手術の時間もこれまでより短くなるということです。
      この研究は今年度の経済産業省の「医工連携事業化推進事業」に採択される見通しとなりました。
      県立脳血管研究センターの菅原卓脳神経外科主任研究員は「今後、この治療法をさらに多くの症例に使えるようにしていきたい」と話しています。

      08月07日 08時17分