熱中症で死亡、放置の同居男逮捕＝岐阜県警

　室内で倒れていた男性を放置し、熱中症で死亡させたとして、岐阜県警岐阜羽島署は６日、保護責任者遺棄致死容疑で、男性と同居していた住所不定、無職森島昌稔容疑者（５４）を逮捕した。容疑を認めているという。

　逮捕容疑は３日、同県岐南町八剣北の長屋で、無職松浦明勝さん（７０）が体調を崩して横たわっていたことを認識しながら室内に放置し、死亡させた疑い。

　同署によると、森島容疑者は松浦さん宅の隣室に住んでいたが、家賃が払えず部屋を追い出され、７月初めから松浦さんの部屋に住んでいた。

　森島容疑者は「松浦さんが３日午後、トイレ前の廊下に横たわり苦しんでいた。５日朝に見たら動かないので１１９番した」と話しているという。