熱中症の同居人放置で男逮捕08月07日 09時54分
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岐阜県岐南町の住宅で、この家に住む70歳の男性が、熱中症になっていたのに、そのまま放置して死亡させたとして、同居していた54歳の男が、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、住所不定で無職の森島昌稔容疑者(54)です。
警察の調べによりますと、森島容疑者は、岐南町の棟続きの住宅に住んでいましたが、家賃が支払えなくなって退去させられ、7月初めからは、隣に住んでいた松浦明勝さん(70)を頼り、同居していました。ところが、8月3日、部屋の中で体の具合が悪くなった松浦さんを放置して、そのまま熱中症で死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いが持たれています。
警察の調べによりますと、森島容疑者は5日の朝になってはじめて、動かない松浦さんの様子を不審に思い、119番通報をしましたが、救急隊が駆けつけたときには、すでに死亡していたということです。
警察の調べに対して森島容疑者は、「間違いありません」と話し、容疑を認めているということで、警察は、すぐに救急車を呼ばなかった理由などについて調べています。