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【MLB】米野球専門誌選定の2000年以降のメジャー最高選手にイチローが輝く

Full-Count 8月7日(木)15時44分配信

米誌が「2000年以降の最も驚嘆すべき最高の能力賞トップ10」を発表

 ヤンキースのイチロー外野手(40)が米野球専門誌による2000年以降のメジャー最高選手に選出された。

 1980年創刊のアメリカの野球専門誌「ベースボール・アメリカ」は毎年メジャー球団の全監督アンケートを取り、走攻守様々な部門の選手ランキングを発表しているが、このほど2000年以降の各部門のトップ1に輝いた票数を集計し、「2000年以降の最も驚嘆すべき最高の能力賞トップ10」として発表した。

 同誌は特集のはじめに「1つのベストツールのカテゴリーを勝ち取ることも至難の技だが、複数の部門で選出されること、1つの部門で選出され続けることは卓越の証である」と“最高選手ランキング”を定義している。そして、ここ15年間、世界中のキラ星のスーパースターが活躍してきたMLBにあって、日本の誇る天才安打製造機は最高の選手に堂々と選出されている。

 イチローがこれまでに集めた各部門のナンバー1の数は実に41。特集の寸評ではイチローの偉大なる歩みをこう記している。

「スズキのナンバー1選出は実に簡単な選択」

「2000年以降、どんなメジャーリーガーよりも2倍以上のベストツール賞を受賞しているのだから、スズキのナンバー1選出は実に簡単な選択となる。実際に、スカウトが選手の評価のために活用する伝統的なファイブツールでは、パワー部門を除き、ア・リーグの監督から最高の能力の持ち主と認識されている」

 記事ではそう報じ、イチローのこれまでのパフォーマンスを絶賛している。

 イチローは2002年、03年、07年に「ベストヒッター部門」の1位に選出された。「走塁部門」では01、02、03年の3年連続でトップに選出。「外野守備部門」では03、04、05、06、07、08、10年で頂点に君臨した。

「外野手の強肩部門」では01、02、03、05、06、07、08、09、10年でトップ。これらの定番のファイブツール部門での22回のトップ受賞に加え、ア・リーグで最もエキサイティングな選手部門で5回(01、02、03、06、07年)選ばれるなど、長年にわたり、メジャーの監督によって様々な部門でトップ選手に選出されてきた。

 特集では「野球史上最もユニークな選手の1人である。スズキは平均以下のパワーで、スピード特化型のバッターとして最も偉大な選手かもしれない」と総括されている。実際に戦い、攻略法を見いだそうとしたMLBの監督からの評価であることが、今回の受賞の価値を高めている。

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最終更新:8月7日(木)15時49分

Full-Count

 

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