カンボジア特別法廷、旧ポル・ポト派最高幹部2人に終身刑
2014年08月07日 16:03 発信地：プノンペン/カンボジア
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×カンボジア・プノンペン（Phnom Penh）で開かれたカンボジア特別法廷（ECCC）で、生中継された映像に写る旧ポル・ポト（Pol Pot）政権のナンバー2だったヌオン・チア（Nuon Chea）元人民代表会議議長（左）とキュー・サムファン（Khieu Samphan）元幹部会議長（右）を見つめるカンボジア人と国際記者団（2014年8月7日撮影）。(c)AFP/TANG CHHIN SOTHY
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【8月7日 AFP】カンボジアの旧ポル・ポト（Pol Pot）政権時代（1975～79年）に起きた大量虐殺を裁くカンボジア特別法廷（Extraordinary Chambers in the Courts of Cambodia、ECCC）は7日、人道に対する罪で元最高幹部2人に終身刑の有罪判決を言い渡した。
終身刑が言い渡されたのは政権ナンバー2だったヌオン・チア（Nuon Chea）元人民代表会議議長（88）とキュー・サムファン（Khieu Samphan）元幹部会議長（83）。被告席の2人は判決に何の感情も示さなかったが、裁判所の外に集まったポル・ポト政権時代の生存者たちは涙を流し、判決を称賛した。
ニル・ノン（Nil Nonn）判事は「根絶、政治的迫害、その他の非人道的な行為により、人道に対する罪」で有罪を言い渡すと述べた。
2被告の弁護団は控訴する方針を表明した。判事は犯罪の重大さから「（2被告は）判決が確定するまで勾留される」と述べている。(c)AFP/Preeti JHA