中古車売却を行うにはいくつかの種類が存在します。まず新しい車に買い替える場合に多いのが、そのディーラーで下取りしてもらうという方法です。中古車売却と新車購入の手続きを同時にできるので手間がかかりません。また、ときおり下取りキャンペーンを行っていることもありますので、時期によっては不人気車などでも意外と高い価格で下取りしてもらうこともできます。次に中古車買取業者に売却する方法です。業者に売却すると、一般的にディーラーで下取りをしてもうよりも高い価格がつきます。一口に業者といっても限定的な車種や形態の買取のみを行っている業者もあるため、売りたいものと合致している業者を見つけ出せればかなりの価格で買い取ってもらうことも可能です。そして最後にあまり多くはありませんが、オークションに出すという方法もあります。近年ではネットオークションも一般的になっているため、誰でも手軽に参加することが可能です。確実に買い取ってくれるという保証はありませんが、ディーラーや業者では値段がつかなかった中古車でも意外な値段で売却できる可能性があります。もちろんそれぞれデメリットもありますが、車の状態や売却理由によって方法次第では想像以上の価格がつくこともありますので、興味を持ったら調べてみましょう。
中古車売却を考える前に
そろそろ新しい車がほしい、と考えている人の中には、今持っている車を売って新しい車を買おうとしている人が多いと思います。しかし、中古車売却の際には気を付けなくてはいけない点がいくつかあるので注意が必要です。まず、売ろうとしている車があからさまに傷ついているとあまり高い値段では売れません。事故をしたことがなくても、車を壁にすりつけたり、駐車の際にバックで車を停めようとしてバックしすぎて衝撃をうけたりと傷がすぐにできてしまうようなことがよくあります。ですから、中古車売却の前には、目立った傷がないか必ずチェックして、もしあった場合はできるだけその傷が目立たなくなるような処置をほどこすことをオススメします。次に気を付けなくてはいけないのは、車内が汚くないかという点です。車を売りに出すときは、車の外見を気にして、前述したような傷がないと分かるとすぐに売りに出してしまう人が結構いるように感じます。車は外見だけでなく、運転するときは中にいるのですから、車内の環境もとても大事です。掃除できるところはできるだけきれいになるように掃除をして、車体と同じく、シートに大きな傷がないかをしっかりチェックしてから売却するようにしましょう。