マー君復帰「９月」　キャッシュマンＧＭ明言　日にちまで設定も「何日であるかは話さない」

笑顔が戻ってきた田中（リョウ薮下撮影）（写真：夕刊フジ）

　右肘じん帯部分断裂のヤンキース、田中将大投手（２５）は５日（日本時間６日）、前日に引き続きキャッチボールを行い、約１８メートルの距離から前日の２倍の５０球を投げた。痛みはなく順調に調整は進んでいる。

　ジラルディ監督は「きのうより強く投げた」と説明。６日は休養日とし、７日にまたキャッチボールを再開するという。ニューヨークのスポーツ専門テレビ「ＹＥＳ」の女性記者、メレディス・マーコビッツ記者が「すべてうまく行った」とツイート。

　「プロビデンス・ジャーナル」のダン・バーバシー記者もツイッターで「前日より強度をあげており、それでも投球後の感触はよかったという。回復は順調だ」と報告している。

　また、キャッシュマンＧＭが同日、すでに田中の復帰日を９月中に設定していることを明言した。

　バーバシー記者は、「田中の復帰日をヤンキースは設定している。キャッシュマンＧＭもそれを認めたが、『何日であるかは話さない』という。ただそれが、９月中であることは『間違いない』と言った」と伝えている。

　田中のリハビリは６週間程度が予定されている。キャッシュマンＧＭは９月中の復帰を強く願っているが、日付を明言できないところに、リハビリ過程が容易でないことがうかがわれる。