雨宮徹
2014年8月6日17時15分
被爆者の「託す思い」と向き合い、受け止めようとする人たちがいる。
太田知佐さん(46)は6日、大分県日田市から広島の平和記念式典に参加した。そばには、大分県遺族代表の被爆者の母・克子さん(71)がいた。
克子さんは爆心地から約2キロ離れた広島市内の自宅の隣家を訪れていた時に原爆が炸裂(さくれつ)した。命は助かったが、屋外にいた広島市立第一高等女学校生の姉(当時13)は強烈な熱線で大やけどをした。「お父さん、お母さん、ありがとう」。運び込まれた自宅でトマトの搾り汁を飲んだ克子さんの姉は言い、息を引き取った――。祖父(故人)が10代前半だった知佐さんに泣きながら話してくれた。
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朝日新聞社会部
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