2014年07月03日 | Category - Information
静岡県から公開の許可と積極的に周知してほしい旨のお話しがあったので、昨日夕方届いたメール(原文)を公開します。
メールの概要と私個人の意見は以下のとおりです。
静岡県側の富士山登山道(富士宮口・御殿場口・須走口)は、7月10日から開通予定ですが、それ以前の通行禁止期間に登山道を通行した場合は道路法違反(罰則規定あり)になるということです。
ご存じのとおり、現状では、開通前に登山者(ガイド付きも含め)、トレイルランナー、富士登山駅伝に参加する自衛隊、観光客など多くの人間が上記登山道を通行しています。
当然、静岡県もこれらの現状はある程度把握しているようですが、対応が難しいという理由で、これまで個別、直接的には指導や取締りは行ってこなかったとのこと。
今回、なぜ、すでに違法行為を行っている者を黙認しているにも関わらず、Fuji Trailheadへこういった直接的な行政指導が行われたか疑問は残りますが、違法行為である以上、7月5日のツアーイベントについては内容を変更して開催します。
参加者の皆様へは、個別にメールします。
さらに、最後の一文では開山中の土曜日開催予定のツーイベントについても指摘されました。
担当の方の説明では、あくまでも「一般的なお願い」ということですが、県の三つの課が連名で個人事業主にこういったメールを送るというのは、一個人としては相当な圧力を感じざるを得ません。
Fuji Trailheadのツアーは、ガイドを務める私がマナーや安全面に十分配慮しながら開催していますが、そういった部分を何も確認せずに、いきなりこういう指導をするというのは、あまりに乱暴過ぎるような気がしますし、これを職業としている者にとっては死活問題であり、非常に残念な気持ちです。
なお、7月、8月の富士山関連のツアーイベントについては、下山を宝永山経由にするなど、すでに状況を配慮した内容となっているので、今のところ予定どおり開催します。
いずれにしましても、Fuji Trailheadは今後も行政機関などの意見を聞きながら、トレイルランニングの正しい発展に尽力していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
Fuji Trailhead代表 トレイルランナー相馬 剛
【以下、2014.7.2pm16:38静岡県からのメール原文】
Fuji Trailhead 代表 相馬 剛 様
平素は静岡県の行政に御理解と御協力をいただき感謝申し上げます。
このほど、貴団体ウエブサイトにより、7月5日に富士山頂を往復するトレイルランニングツアーを計画されていることを拝見いたしましたが開催を中止していただきますよう要請します。
昨年7月、環境省、静岡・山梨両県、地元市町村及び観光事業者など関係機関等で構成される「富士山における適正利用推進協議会」では、富士登山の遭難対策及び環境保全の観点から、登山道が閉鎖中である夏山期間以外についてのルール及び夏山期間中の登山における注意事項をまとめた「富士登山における安全確保のためのガイドライン(主に夏山期間以外における注意事項)」を策定いたしました。
当ガイドラインを策定した背景としましては、夏山期間以外は、気象条件が特に厳しいために遭難事故が発生する危険性が非常に高いほか、トイレが閉鎖されているために登山者の排泄物が山中に残置され、貴重な山岳生態系に悪影響を与えていることから、関係機関等において策定したものです。
このようなことから、本ツアーは、静岡県側登山道の道路法第46条第1項による閉鎖中の開催となり、「ガイドライン」の趣旨から外れるものであると同時に、実施すれば、道路法第46条違反するものとなります。(この条項には、道路法第101条の罰則規定があります。)
つきましては、本ツアーの開催中止を御検討いただき、速やかに御回答をいただくよう、よろしくお願いいたします。
また、その後開催が計画されているトレイルランニングツアーについても、登山者の集中する土曜日の開催は、事故を誘発するおそれがあるため、ツアー開催の再考をされますよう合わせて御検討をよろしくお願いいたします。
問合せ先
静岡県文化・観光部富士山世界遺産課(安全対策班) 054-221-3375
交通基盤部道路保全課(防災安全班) 054-221-3025
くらし・環境部自然保護課(富士山保全班) 054-221-2545
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