Tektronix WFM700Mの「MEASURE」を触ってみる
当方に配置されている波形モニタ、Tektronix WFM700Mには「MEASURE」という機能がある。これはどのようなものなのか。さっそく「MEASURE」ボタンを押して観察してみる。
画面左側に注目すると、波形が3つ表示されている。これは上から「Y」「Cb」「Cr」とあることから、各チャンネルのレベルを表示している。
| 写真1 □は「Y」、□は「Cb」、□は「Cr」のレベルを表示している。 ここはまだアナログ的。 |
下の写真2-1の□に注目する。「Samp#」とあり、縦にサンプル番号が並んでいる。○に目を移すと「Line: 21」となっており、指定したラインのサンプル(ここでは0 Sample前後)を表示していることが分かる。
SampleとはH方向の画素という認識で良いと思われる。よく耳にする「1920 × 1080」は単位をつけると「1920 Sample × 1080 Line」ということになる。
次に写真2-2に注目する。□は0 Sampleのデータを、□は1 Sampleのデータを示していると思われる。なおここでは、データの数値を16進数(Hex)で表示するように設定している。
| 写真2-1 | 写真2-2 |
さて、上で見てきた数値は画面左側の波形上ではどこになるのだろうか。2196 Sampleから始まるSAVを見ていく。
2196 Sample「Y:3FF」、2197 Sample「Y':000」、2198 Sample「Y:000」、2199 Sample「Y':200」を波形上に色を変えて書き込んだものが下の写真3である。波形上の縦線は波形の幅に合わせて当方で書き込んだ。この幅がSample辺りのYデータの幅ということになるだろうか。
| 写真3 |
Cb、Crに関してもY、Y'と同じ要領で作業したものが下の写真4である。
CbとCrが1つの同じSample上に表示されているようだ。しかも波形の幅がY、Y'の倍になっているようだ。Yは1 Sample毎にデータが存在するのに対し、Cb、Crはそれぞれ2 Sample毎にしかデータが存在しないので、データの幅が倍になっているということだろうか。
| 写真4 ↓と↓のCb、Crは2196 Sampleに、 ↓と↓のCb、Crは2198 Sampleにいる。 |
ここで、以前ご紹介した1フレーム分のデータ配置図を再出する。これを見ながらMEASURE画面を操作するとより知識が深まる。
| MEASURE画面を注視していると、1920 Sampleからライン番号が繰り上がる。 |
「MEASURE」は「LINE SEL」よりも短い一瞬 = 1 Sample単位の信号の状況を確認できる機能であることが分かった。