悲惨な事故続発のサムスン工場、1年あまりで5人の犠牲者=1700億円投じ安全を強化へ―韓国メディア
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2013年1月にサムスンの主要工場でフッ素が漏れ、1人が犠牲となり4人が負傷。さらに、同年7月にはサムスン系列会社の工場で貯水タンクが破裂し、3人が命を落とし、12人が負傷した。
2014年3月にも、ソウル南部にあるサムスンの工場で二酸化炭素漏れ事故が発生し、従業員1人が犠牲となっている。
1年あまりの間に悲惨な事故が続発したことを受け、サムスンは2014年に1兆8000億ウォン(約1700億円)を安全分野に投じると発表。予算は2013年から50%増加しており、大部分の資金は工場の建設などに充てられる。7月末時点ですでに1兆ウォン(約990億円)が工場の安全強化のために使われ、残りの資金も計画通りに投入するという。(翻訳・編集/内山)