9月19日(金)〜10月5日(日)に、劇作家、パフォーミング・アーティストとして活躍している小林賢太郎のステージを構成する作品の数々を展示する展覧会「小林賢太郎がコントや演劇のためにつくった美術 展」がスパイラルガーデンで開催される。
小林賢太郎とは?
Photo : www.spiral.co.jp
小林賢太郎とは、1973年生まれの劇作家、パフォーミング・アーティスト。
1996年、同じ大学(多摩美術大学)の片桐仁とコントグループ「ラーメンズ」を結成。
演劇プロジェクト「K.K.P」、ソロパフォーマンス「Potsunen」など、劇場を中心に活動している。
また2009年から、NHK BSプレミアムにて、コント番組「小林賢太郎テレビ」を、年に一度のペースで放送。
コント、マジック、映像などを組み合わせた短編集「Potsunen」は、海外でも上演される。
小林賢太郎 「ハンドマイム」
コントの無限の可能性を探求するアーティスト
彼が創り出すそれぞれの「舞台」は、一般的な「お笑い」や「演劇」とは一線を画している。
機智に富み巧妙に紡がれた言葉と動きは爆笑を生むものではないが、ミニマルなつくりの舞台上の緻密な仕掛けや舞台美術はあらゆる層の観客を魅了してきた。
「コントには無限の可能性があると信じている」と発言をするなど、人を楽しませることに関して貪欲な彼は、その可能性をお笑い、マンガ、舞台、映像作品など精力的にコントの可能性を探求している。
彼は作品作りをする際、何十枚と絵を描いてから構想を練る。そして、いくつものセットをデザインし、たくさんの小道具を自らの手で製作してきた。
本展では、今まで舞台上や画面上でしか見ることのできなかった、小林賢太郎のステージを構成する作品の数々を展示する。
さらに会場には、本人がデザインし、実際に使用された舞台衣装などを展示する「楽屋」が出現!
作品(=舞台)が生み出される過程を工場見学をする、ある種の「舞台裏」を楽しむことのできるファンにとってはたまらない展覧会。
ぜひ「小林賢太郎」の頭のなかを覗きに行ってみよう!
展覧会詳細
小林賢太郎がコントや演劇のためにつくった美術 展
会期:2014年9月19日(金)〜10月5日(日)会期中無休 11:00~20:00
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)ACCESS MAP
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅 B1、B3 出口すぐ
入場料:無料
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Photo : www.spiral.co.jp