都知事 ヘイトスピーチ規制を08月06日 16時06分
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東京都の舛添知事は「ヘイトスピーチ」と呼ばれる民族差別的な言動を繰り返す街宣活動について「そんな恥ずかしい言論を許していいのか」と述べ、6年後の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、政府・与党に対し、規制するための法整備を進めるよう求める考えを示しました。
東京都の舛添知事は、都内で開かれた、鳩山・元総務大臣が会長を務める、自民党内のグループの会合で来賓としてあいさつしました。
この中で、舛添知事は「ヘイトスピーチ」と呼ばれる民族差別的な言動を繰り返す街宣活動について、「仮に個人に対してであれば脅迫罪にあたる。こんなことをやっていたら東京オリンピックはできない。人種や国境、宗教の壁を越えて、スポーツで結びつく平和の祭典の開催都市で、そんな恥ずかしい言論を許していいのか」と述べました。
そのうえで、舛添知事は「東京都が条例で規制しても、周辺の都市で同じことをやられたらどうしようもない。国のレベルでしかるべき対策をとるべきだ」と述べ、6年後の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、政府・与党に対し、ヘイトスピーチを規制するための法整備を進めるよう求める考えを示しました。