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サントリーホールディングス 酒造業界トップに
8月6日 17時15分

サントリーホールディングス 酒造業界トップに
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酒造大手の「サントリーホールディングス」は、アメリカの大手酒造会社「ビーム」を買収したことで、年間の売り上げ予想が2兆4400億円となり、これまで業界首位だった「キリンホールディングス」を上回って最大手になる見通しとなりました。

サントリーホールディングスが6日発表した業績予想によりますと、ことし12月までの1年間の売り上げは、去年より19.6%増えて2兆4400億円に上る見通しです。
これは、ことし5月にジムビームなどで知られるアメリカの大手酒造会社「ビーム」を買収したことで売り上げが2200億円余り上乗せされるためです。
サントリーは平成19年以降売り上げで業界2位が続いていましたが、今後業績が予想どおりに推移すれば、キリンホールディングスの年間の売り上げ予想を1800億円上回り最大手となる見通しです。
サントリーは、国内市場が縮小するなか、平成21年にフランスの大手飲料メーカーを3000億円で買収したほか、去年はイギリスの大手製薬会社の飲料事業を2000億円余りで買収するなど、海外での事業展開を積極的に進め規模を拡大してきました。
サントリーホールディングスの千地耕造常務は会見で「さらなる成長を目指してグローバル企業に追いつき、追い越していくにあたっての通過点だ」と述べました。

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