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生活保護受給世帯が過去最多を更新8月6日 13時41分
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生活保護を受けている世帯は、ことし5月の時点で160万3000世帯余りとなり、高齢者世帯の増加などで過去最多を更新したことが分かりました。
厚生労働省によりますと、ことし5月に生活保護を受けた世帯は、前の月より2852世帯増えて160万3093世帯となり、昭和26年に統計を取り始めて以降、最も多くなりました。
世帯の内訳は、▽65歳以上の「高齢者世帯」が最も多く全体のおよそ47%を占めたほか、▽働くことができる世代を含む「その他の世帯」が18%、▽けがや病気などで働けない「傷病者世帯」が17%、▽「障害者世帯」が11%▽「母子世帯」が7%となっています。
一方、生活保護を受けた人の数は前の月とほぼ変わらず、全国で215万9852人でした。
厚生労働省は「雇用情勢の改善などで、働くことができる世代の受給者は減少する傾向だが、年金だけでは生活が苦しい高齢者や1人暮らしの世帯の受給が増え続けているため生活保護を受ける世帯の数が増加しているのではないか」と分析しています。
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