残された時間がわずかだったら自分の命をどう使いますか?
余命数ヶ月の若き教師が、元教え子を訪ねて1万3000キロ最期の旅へ。授業「プライオリティ・リスト」を通して「人生でいちばん大切なこと」を学んでいく感動の実話。
高校の英語教師として生徒たちから厚い信頼を受けているダヴィード・メナシェは、脳腫瘍に冒され余命宣告を受ける。その後6年に及ぶ病魔との闘いの末、視力、記憶力、身体の自由を奪われた上、生きがいであった教職をついに去ることになってしまう。しかしメナシェは、教育者であり続けることを諦めなかった。すべての治療を止め、先の困難な道にひるむことなく、人生という名の新たな教室に踏み出す。
「一人でアメリカを旅しながら元教え子たちを訪ねる」という大胆な計画をフェイスブックで発表するメナシェ。「僕は彼らの人生に影響を与えることができたのだろうか」と、麻痺した身体を杖で支え、バスや列車を乗り継ぎながら、マイアミ・ニューヨーク・米中部・サンフランシスコまでの約1万3000キロの旅路で、大勢の教え子たちとの再会を果たす。メナシェがたどりついた人生の教訓とは?

メナシェがたどった約1万3000キロのルート。全行程101日間、31都市、75名の教え子たちとの再会を果たした

自分が大切にしている価値観について優先順位をつけたリスト。そもそもはメナシェが考案した授業の課題で、取り上げた作品の登場人物がどんな価値観を持っていたか順番をつけることで、キャラクターの相違点や共通点を見つけるもの。それが次第に生徒自身のリストにも発展していった。この授業によって、自分という人間に改めて気づいたり、生徒同士が互いに尊重する気持ちが生まれることとなる。病気が発覚した後、メナシェが自身の本音に気づく重要な場面でも登場。
ジゼル・ロドリゲス
コーラル・リーフ高校 2008年卒業生
アドリアナ・アンギュロ
コーラル・リーフ高校 2008年卒業生
アンジャリー・ケムラニー
コーラル・リーフ高校 2005年卒業生
「先生のこの一言があなたの将来を決めた!」「先生から教わったあんな雑学がこんなところで役に立った!」「先生とのちょっとした思い出が今でもほっこりさせる」・・・などなど、あなたの持っている先生とのエピソードを教えてください。
| 応募期間 | 2014年8月6日(水) 〜 9月1日(月) |
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| 応募方法 | 応募フォームより必要事項をご記入の上、送信ください。 |
| 発表方法 | 選ばれた方には、メールでご連絡いたします。 |
| 当選作の発表 | 当選者にはメールにてご連絡いたします。 その後、当選したエピソードを本ページで公開します。(9月中旬を予定) |
| プレゼント内容 |
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| 注意事項 |
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著者 : ダヴィード・メナシェ 訳 : 川田志津 / 東洋出版
残された時間がわずかだったら自分の命をどう使いますか?
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