【豆知識】iPhoneに標準搭載されている天気アプリの「東京」って東京の一体どこ?

こんにちは、yumiです。

iPhoneに標準搭載されている『天気』アプリ。細かい情報まで見られてすごく便利ですよね。ただ、天気アプリで「港区」や「世田谷区」と検索しても、出てくる結果は「東京」の1つだけ。

この「東京」って一体、東京のどこを指しているんでしょうか…?

『天気』アプリに出てくる場所候補は…

iPhoneの標準『天気』アプリでは、右下のメニューボタンから「地名・郵便番号・または空港名」を入力すると、その場所の候補が出てきます。

例えば地名で「横浜」と打てば「横浜市」が出てきますし、空港名で「成田空港」と打てば、ちゃんと千葉県成田市が表示されます。

しかし日本の首都である東京に関しては、23区がすべて「東京」の1つに集約されてしまっているんです。

東京23区外の八王子市や武蔵野市はちゃんと市名が候補として上がってくるのですが、「港区」や「渋谷区」と打っても「東京」としか出てきません。

一言で「東京」とは言え、神奈川に近い「大田区」と埼玉に近い「足立区」では天気も違うと思うんですが…一体『天気』アプリの「東京」ってどこなんでしょうか?

『天気』アプリの東京ってどこ?

現在iPhoneの『天気』アプリは、日本の場合「Yahoo!JAPAN」から情報を得ているため、ウェブで見られる「Yahoo!天気・災害」と同じ情報ということになります

そして「Yahoo!天気・災害」の情報元は、公式に「一般財団法人日本気象協会など、各情報提供元の発表に合わせて更新」と書かれています。

この日本気象協会が準ずる気象業務法では、「気象庁がその業務の実施の過程において作成した予報に関する情報その他の気象庁が保有する情報の提供を行う」と定められており、簡単に言うと「気象庁が作った予報情報を使ってね」という意味。

ということは、天気情報の「東京」は「気象庁本庁舎・東京管区気象台」がある場所となり、住所は「東京都千代田区大手町となります。

日本の政治や経済の中心地でもある「千代田区」が天気アプリの言う「東京」だったんですね〜!

「東京で局地的な大雨?おれ板橋区にいるけど全然降ってないよ?」と思ったことがある方、これからは「千代田区大手町で降ってるんだな〜」と納得できそうですね!