JR中央線:坂下−野尻間、1カ月ぶり復旧…土石流で被害
毎日新聞 2014年08月06日 10時15分(最終更新 08月06日 10時24分)
長野県南木曽(なぎそ)町で起きた土石流により橋桁が流され、バス代行輸送が続いていたJR中央線の坂下(岐阜県中津川市)−野尻(長野県大桑村)間が6日、約1カ月ぶりに復旧し、全線で運転を再開した。運休していた特急「ワイドビューしなの」も運行を始めた。
土石流は7月9日に同町の梨子(なし)沢で発生。中央線は上下線の橋桁流失に加え、線路上に土砂や壊れた家屋、流木などが流れ込む被害があり、JR東海が復旧作業を進めてきた。沿線では「お帰り しなの号」などと書かれた歓迎の横断幕やボードが掲げられた。【古川修司】