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鼻に棒を突っ込んでいる人?
読書感想文コンクールの課題図書に貼ってあるシール。
あれ、なんで鼻に棒を突っ込んでるんだろう? 気になったので調べてみた。 > 個人サイト 新ニホンケミカル TwitterID:tokyo26 鼻に棒、二本差し?誰もがたぶん一度は目にしたことがあると思う。読書感想文コンクールの課題図書に貼ってあるあの丸いシールに描かれた人(便宜上、人と呼びます)。
体育座りをし、細長い棒を鼻に突き刺し(しかも2本)「あ゛〜」と口をあけている。 苦しそうでもある
なぜ、そんな行為を行っているのか? 苦しくないのか?
そして、なぜその様子が「読書感想文コンクール」のシンボルマークなんかになっちゃってるのか? とりあえず、体験してみるか疑問は実際に体験してみないことにはわからない。ということで、実際に鼻に棒を突っ込んでの体育座りをやってみることにした。
知行合一の精神である。おそらく、吉田松陰も課題図書シールを見かけたら同じことをしていたはずだ。 ホームセンターで棒を買ってきました。
こうか?
たしかに、鼻に棒を突っ込むと、なんとなく口もあーって感じで開いてくる。
なるほど、実践したからこそわかる事実というものもある。 なんか違うな
もっと猫背だな
や〜
体育座りで、かつ鼻の穴に棒を突っ込むという体勢は、肥満気味のぼくにとっては支えがないとかなり厳しい体勢であることがわかる。
……
んー、ごめん、ちょっと待って、なんか違うでこれ。
かたちが合ってるとか違ってるとかじゃなくて、これで答えがでるだろうかという根本的な疑問がわいてきた。 疑問への答えが出るか出ないかで言えば、出ないなこれ。 ただ、実践したからこそ「これでは答えが出ないのでは?」ということに気づくことができた。一般的にこういう行為は、徒労とかそういう言い方をするのは知っていますが。 あと、息子の友人が遊びに来てるので、この撮影はさっさと終わらせたい。 オリジナル課題図書シールを作成息子の友人たちの好奇の目に耐えながら撮影した課題図書シールの人。せっかくなのでシールにしてみる。
体育ずわりで鼻に棒を突っ込む人を切り抜く
自分を大量生産
プリンターからプリントアウトされるシールをみた瞬間、うっかり出来のいいものをつくってしまったという高揚感と罪悪感が出てきた。
なんだこのアンビバレンツな気持ちは。ショッカーの怪人を生み出した死神博士はこんな心持ちだったのだろうか? そのへんにあった本に貼ってみる
ふざけて作ってるという自覚はある。ふざけて作ったにもかかわらず、じっさい本に貼り付けてみると、なんだかそれっぽくなってビビる。
かりあげクンの読書感想文読んでみたい
いやいやいや、ちょっと待って。これもなんか違うだろ。
体育座りで鼻に棒を突っ込んでいるなぞの解明にはなっていないぞ。
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