残業を押し付けてくるやっか...

残業を押し付けてくるやっかいな上司をとにかく黙らせたい

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あなたの会社には、こんなうっとうしい奴いませんか?

それは、残業自慢。。。

昨日は徹夜だったよ〜とか、今月は100時間以上残業したよ〜とか言う輩です。こういう発言は大抵独身男子に多いような。

これが、年配のおじさんになると違った言い方をします。

最近、子供の寝顔しか見てないな〜とか、本当は早く帰りたいんだけど捕まっちゃってね〜となります。

どちらにも共通するのは、

  • 俺は仕事ができるんだ!
  • 周りに頼りにされてしまってどんどん仕事が増えちゃうんだ!
  • でも増え続ける仕事もこなす俺ってかっこいいよね!
  • 俺って頑張ってるよね!

と言いたいわけです。

そんなうっとうしい輩には、笑顔で優しく「すごいね」、「尊敬しちゃうな〜」と言ってあげましょう。

心配したり、同情したりする必要はありません。

彼らは効率よく仕事を進める方法や、業務の公平な分担なんて求めてないですから。

残業自慢こそが彼らにとって存在意義を見いだすための価値なんです。

だから、優しく見守ってあげましょう(笑)

ただ、これが上司の場合だと、かなりやっかいなことになります。

今回は、まだまだ多い、残業を求めてくるやっかいな上司を黙らせる方法を紹介します。

まずはロールモデルを探してみよう!

今回紹介するのは、私が公務員だったときに一緒に仕事をした先輩です。

普通の会社であれば、残業しないというポリシーを持って行動で示している人が必ず一人はいるはずです。

昼間は全く私語なんてせず、一心不乱、そして驚くほど効率的に仕事をこなす人、参考にするのは、できれば先輩が良いです。

私の場合、幸い隣の席に、そんな先輩がいて、仕事をこなす手順など注意深く見ることができ、とても参考になりました。

帰宅するときの凄技!

その先輩と私がいた職場は、残業当たり前という昭和の香りが色濃く残るところでした。

私が経験した職場よりももっと酷い部署もありましたが、基本的に霞ヶ関というのはおそろしいほどの残業天国です。

と思って調べてみると、意外と少ないですね。私はその先輩を参考にして、基本的に残業をしないポリシーを持っていましたが、それでも、月の残業時間で少なくとも60時間は下回ったことはなかったですし、100時間を超えることも多々ありました。。。

部署によっては全く残業がないところもあったので、平均してみるとこんなもんなのかな。

<霞が関・国家公務員>月の残業時間は平均37時間

話がそれましたが、その残業しない先輩は、上司に気づかれずに帰るという凄技を持ってました、隣にいた私ですら気づかないこともあったほど(笑)。

それで、よく観察していたのですが、コツは常に格好を身軽にしておくことです。

冬でもコートを着ない。コートを着ていると外に出ることがばれてしまいますからね。

そして、手ぶら通勤。つまり、ふらっと職場から出て行って、そのまま帰ってこない。。。

先輩は短時間で仕事を終らせるための環境創りに努力していた

こんな感じの、まさに強者な先輩だったので、直属の上司からはどうも睨まれていたようでしたが、もっと上の上司からは、○○さん、もう帰っちゃったの?、彼は仕方ないな〜と笑われているような人でした。

なぜ、そんな残業天国の職場でも彼だけは許されていたのか???

それは、彼が圧倒的に仕事が早かったのと、求められている仕事の目的・内容・締切を上司ときちんと詰めていたからです。

直属の上司は、周りが、というより自分が残業しているのに、さっさと帰ってしまうその先輩を苦々しく思っていたようでしたが、かといって求められている仕事をきっちりと行うその先輩の評価を下げてしまうことはできません。

だって、残業しないから評価しないなんて、自分の上司には言えませんからね(笑)

ただ、そうはいっても、隣にいる私からすると、いつそんな資料を作ってたの?ということもありました。

それで、気になって一度聞いてみたことがあるんですが、その先輩はなんと、自宅のPCで同じソフト、同じバージョンのものを購入し、仕事の環境を職場と全く同じにしていたんですね。

そのときの業務は少し特殊なもので、職場で使っていたソフト、そしてそのバージョンは若干古いものだったんですが、秋葉原で探しまわって見つけたらしいです。

それで、その先輩は、話しかけてきて邪魔する同僚や上司もいない自宅で、集中的に仕事をする。残業はしないけど、仕事はきっちりとする、短時間で仕事を終えるためにはどうすれば良いのか、そういったことを突き詰めていたわけです。

周りの雰囲気に流されず、ポリシーを貫くということは勇気のいることですが、周りが認めざるを得ない努力と結果、細部へのこだわりを含めて、残業しないというポリシーを貫いていたその先輩は、今となっても私の憧れの先輩です。

ところで、私の周りには残業自慢をする女性っていなかったんですが、実際どうなんでしょうか?

ぜひ、周りに残業自慢ばかりする女性がいたら、こそっと教えてください!

書いたのはこの人

安部 敏志
安部 敏志Twitter:@AbeSatoshi0831
仕事も人生も楽しくをモットーに、現在は沖縄に移住し、ブログを通じて、経営者、人事担当の方々のお役に立てる人事・労務管理に関する情報を発信しています。
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