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静岡安倍川花火大会の露店食中毒者が174人に◆県内最多発症静岡市の安倍川花火大会の露店で販売された冷やしキュウリを食べた見物客が下痢や腹痛、発熱などの症状を訴え、腸管出血性大腸菌(O157)が検出された集団食中毒で、静岡県内の発症者は、四日午後五時現在で百七十四人、うち入院者は約四割の七十人に上った。県内のO157による食中毒の発症者数としては、記録が残る一九六五年以降で最多となった。 静岡市内の発症者は一〜四十八歳の百四十三人で、うち四十九人が入院した。本紙の取材では、このほか県の四保健所(東部、富士、中部、西部)で計十七人(うち入院十三人)、浜松市保健所で十四人(同八人)だった。 花火大会があった七月二十六日、冷やしキュウリを販売した露店は二店あり、いずれも静岡市駿河区の男性(38)が出店し用意した千本を完売した。市は男性に経緯などを聞き、調理方法や保管の仕方などを調べる。 県衛生課の担当者は「O157は腎臓に障害が残ることがある。潜伏期間が長く、今が症状のピークの人もいる。プールも控える必要があるかもしれない」と家庭内などでの二次感染に注意を呼び掛けている。 花火大会は市民らの実行委が主催し、静岡市が協力・支援した。田辺信宏市長は「大変残念で、痛ましく感じている。今後こういった事件が起こらぬよう、食の衛生管理を今まで以上に徹底するよう関係者に求めていきたい」と文書でコメントした。 <O157> 毒力の強いベロ毒素を出す腸管出血性大腸菌。井戸水、牛肉、野菜など汚染された食品により下痢や腹痛、血便などの症状が出る。溶血性尿毒症症候群などの重篤な合併症を引き起こすことがある。2年前には、北海道で白菜の浅漬けを原因とする食中毒が起き、8人が死亡した。 PR情報 おすすめサイトads by adingo
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